「区長とシモキタ開発見直しを協働する市民の会」始動へ――12・4臨時総会報告
12月4日に「まもれシモキタ!行政訴訟の会」臨時総会が北沢2丁目区民集会所で開催されました。
臨時総会では、10月20日の区長との公式面談を契機に裁判和解後にふさわしい新組織に移行するため、名称を「区長とシモキタ開発見直しを協働する市民の会」(準備会)に改名し、同準備会は新組織「区長とシモキタ開発見直しを協働する市民の会」の執行部体制を含め準備する以下の議案を採択し、同準備会事務局長に木下泰之を選出しました。
議案【「区長とシモキタ開発見直しを協働する市民の会」(準備会)の結成】
1、
4月21日の臨時総会後の定例事務局会議の議論を踏まえ、当会「まもれシモキタ!行政訴訟の会」は本日の臨時総会をもって新組織結成のために新体制の確立の準備組織に移行します。
2、
新組織は4月21日の臨時総会の議論を踏まえ、これまでの原告・会員・サポーターのみの組織とはせずに、行政訴訟での「シモキタ開発見直し和解」の内容を実現させていくことを目的とし、趣旨に賛同する方々に積極的に加わっていただく組織とします。
3、
新組織は10年の行政訴訟を担ってきた当会を承継し、名称は「区長とシモキタ開発見直しを協働する市民の会」とします。
4、
本臨時総会は、「まもれシモキタ!行政訴訟の会」を「区長とシモキタ開発見直しを協働する市民の会(準備会)」に改名移行し、事務局長を選出します。事務局長は事務局会議を主催し、新体制の確立を準備します。会員・サポーター、新組織参加希望者は事務局会議に参加できます。
5、
準備会は、会正式発足に向けて参加を広く呼びかけ、正式発足の人事体制を準備し、2016年度中に新組織「区長とシモキタ開発見直しを協働する市民の会」を正式発足させます。
6、
新組織「区長とシモキタ開発見直しを協働する市民の会」は以下の事業を行うことを目指します。
1)裁判和解と「福川意見書」の方向に沿った見直し代替案の具体的な検討と提案。(これには引き続き専門家の方々との緊密な連携が必要。)
@ 「みどりの基軸」を基本コンセプトとし、小田急線上部利用計画を区民等の憩いの公共的空間とすることの追求と提案。
A その上部利用計画と調和した連続性・一体性のある街づくり、歩行者が主体の活気ある街としての一期工区のあり方の追求と提案。
B 低層の街が育てた下北沢の魅力を守り、維持・発展させるための必要な対応をとり、高層都市開発の誤りを正すための追求と提案。
2)区長との協働および連絡調整体制の確立。
3)国、東京都、区、小田急電鉄への働きかけや折衝
4)各級議会、政治家への働きかけ
5)シモキタ開発見直し和解の内容の宣伝・広報、シンポジウム、イベント開催。
6)財政体制の確立